ソグモヌスの思い出。

「肉をけっこう焼く」 ソグモヌス=オラリオ(1742~1748) ミソヌ派の笙杷学者であったソグモヌスは、コモノリオン(現代でいう学舎)で思索にふけると、肉について語るのであった。 「肉をけっこう焼く」 こう呟くと、ソグモヌスは静かに息を引き取った。

【メモ】『エイリアン:コヴェナント』について。

この映画で表現されてること 作るー作られる(創造主と被造物の関係) 歴史性(知識について) 創造論(人間的な推論について) 充実と被充実(好奇心について) 理念について(信仰とは?) こういうテーマをエイリアンシリーズで扱おうとしているところが…

『エイリアン:コヴェナント』について2。

いやあ、昨日の友人の、「コヴェナントは、リドリー・スコットの自分自身の作品に対するオマージュであるらしい」って表現はちょっと衝撃的だった。だって、どう考えてもこんな表現は成立しないはずなんだ。「自分で自分に敬意を払って、似たような作品を作…

『エイリアン:コヴェナント』について。

『エイリアン:コヴェナント』をまた観てきた! でね。 映画を観る直前に衝撃的な情報を得たんだ。 友人からの「『エイリアン:コヴェナント』は元祖エイリアンへのオマージュらしい」という情報だ。 正直、一瞬意味がわからなった。 頭がぐらんぐらんした。…

『エイリアン:コヴェナント』の感想(ネタバレあり)。

『エイリアン:コヴェナント』の字幕版に引き続いて、吹き替え版も観てきた。 すっごいおもしろかったけど、つくづく変な映画だった。 ※以下ネタバレあり。 そもそもさ、コヴェナントはプロメテウスでばらまいた謎を回収してないの。でね、この映画の展開は…

からだを動かすということ。

駅の目の前にダンス教室があって、小さな子がひとりで練習している。 たぶん小さいからということもあるのだろう、その子の身体は、自分の思い描くイメージ通りにはまだ動いてくれないようだ。でも、きっとこの子もそのうち成長して、自分の思い通りに身体を…

部屋の夢。

いやはや、夢って正直だね。 学生時代からよく見る夢があるんだ。 それは、ありえない部屋の夢。 大体同じような話で、僕は自分のアパートの中に、今まで使ってない部屋を発見して、その部屋のレイアウトだとか使い方を思案してわくわくするっていう内容なん…

鳩とか。

なんの優勝経験のない僕だけれども、40年間生きてきて唯一人に誇れることといったら、鳩を踏みつけた経験があるということだろうな。 これはすごい経験だと思うんだ。 なぜならば、鳩というものは素早い生き物で、感性が鋭いからだ。通常そうした生き物は…

おぼえがきいいいいい。

落語や講談に興味を持つということは、僕は自分を支えてくれる文化のようなものを求めてしまっているということだろうな。 でもね、文化を求めるというのは危険なことでもあるんだよ。なぜなら、文化と自分自身が一体化すればするに連れて、自分の中に“ほん…

アマゾンズの感想・・・のようなもの。

アマゾンズシーズン2おもしろい! シーズン1もおもしろかったんだけど、そのおもしろさをどう表現すればいいのかわからなくって、これまでもやもやしてたんだ。 で、昨日シーズン1のラスト2話を見返していたら、きっとアマゾンズの魅力は、ドラマを彩る価…

先ゆく賢者。

※注:落語や講談についての話です。 現在には常に不在がつきまとっている。 っていうのも、僕たちは明晰判明に物事を見ることができないんです。明証度を高めることはできるだろうけど、完全に何かを理解することできません。これは、なにか倫理的道徳的な話…

笑いの質についてのメモ書き(寄席についての感想です)。

今日(19日)は、連雀亭のきゃたぴらと某定席の夜の部に行ってきたんだ。 連雀亭はなんだか居心地が良くて、いい気分で居れたんだけど、某定席ではどうも居心地の悪さを感じてしまった。連雀亭は二ツ目の講談師さんが登場する日で、(僕は芸を評価できる立場…

人の行為を評価することほど無粋なことはない。

鈴本演芸場に行っていました。。。 そしてそれは古今亭菊之丞師が『幇間腹』をかけていたときに起こったんです。。。 僕の前の列に座っていたおばあさんの携帯電話が鳴り出したんです。。。 演芸中に携帯が鳴り出す方のことを誹謗中傷するようなコメントをた…

‟ほんとう”から脱出したい。

所属感だな・・・ 所属感があると安心感につながるけど、所属感に執着すると対立を招いてしまう・・・ まぁ、それが人間らしさってことなのかもしれないけど・・・ってことは、なにかに所属していなかったとしても安心感を持てるようにするってのが肝のよう…

思い出話。

そうだ。 中学校の頃、学校の授業で、「学校を卒業してからどんな人生を歩みたいのかを想像して書いてみよう」ってのがあったな。それはきっと、キャリアプランのようなものを描いてみましょうという目的なんだと思うけど、僕はどういう職業に就くかというよ…

昨日は末廣亭に行ってきました^^

昨日は末廣亭に行ってきた! 夜勤明けだから、昼は連雀亭に行って、それから末廣亭の夜の部に行こうと思ったんだけど、 夜勤中はほとんど寝れなかったから、このままでは寄席でも確実に寝てしまうので、一眠りしてから夜の部だけ行くことにしました。 こんな…

四十記念。

脳内友人(男)「今日は俺のおごり!肉食っとけよ!」 僕「え?どういう風の吹き回しだい?いっつも僕にたかってばかりのお前が・・・」 脳内友人(男)「いいってこと!まぁ、肉屋に入ってみろよ!」 (戸惑いながら肉屋に入る僕) 脳内友人(女、27歳)「○…

お月様みたようななにか。

左に行く必要があったんです。なぜならば、僕は前のほうではなく後ろのほうから入ったので、やはりその場合は左に行くべきだし、左に行くということは小学生の頃に先生たちが教えてくれるものであるから、僕はやはり左に行く必要があったんだ。 だがしかし、…

こんな夢を見た。

実家の僕の部屋を弟が活用してくれていて、僕は「この部屋はけっこういい部屋だなぁ」って思う夢をみた。そして、部屋の壁のホワイトボードには、死んだ父の通院時のスケジュールが書いてあった。でも、そのスケジュールは更新されていて、最近のものも書い…

シン・ゴジラの感想・その5!

シン・ゴジラは実存映画の系列だと思うんだ。 でもね、シン・ゴジラの映画自体が実存的な人間の本質を描き出してる映画ってわけじゃない。そうじゃなくって、あの映画は、あの映画を観ている観客自身に現実そのものを突きつけて、観客に実存的な領域に引き戻…

シン・ゴジラとか価値体系の崩壊とか再構築とかなんかいろいろ(シン・ゴジラの感想・その4!)。

社会的な視線がその人の在り方を規定してくるっつーのはごくごく当たり前のことで、まぁ、そういう視線と仲良くお付き合いしていくってことが立派な社会人ってところなんだろうな・・・つまんないけどw で、社会的な視線っつーのには、やっぱり異他的な不気…

シン・ゴジラの感想・その3!

シン・ゴジラは良い映画だった。 ポップコーン食べながら観るのが失礼だと思えてくるくらい、ちゃんとした良い映画だった。 僕が思う良い映画は、観る側に想像の余地が残されているかどうかということなんです。この余地がないと、映画との対話感が生まれな…

落語ってブームなのかー・・・勝手に好きになったと思っていたけど、僕はメディアに踊らされているのかもしれない。このそこはかとない虚構感を生気付けることはできるのだろうか?

今日は末廣亭の深夜寄席に行ってみた。 なんか、すっごい人が多くて、しかも若い人が多いんだ!あんなに並ぶとは思わなかったよ。 あー。 今日みたいに若い人がいっぱいいる光景をみると、本当に落語はブームになってるんだなぁって思うなー。 おもしろいな…

シン・ゴジラの感想・その2!

※ネタバレあり。 ※深刻なネタバレありだから観てない人は読んじゃダメだ! ※観てない人は読むと死んでしまうから読んじゃダメ! ああそうか。ゴジラはリアクションなんだ。 このことを考えるためには、理性をコントロールしながら考えてあげる必要がある。理…

シン・ゴジラはくるんくるんする。

いやあのシン・ゴジラについてなんだけど、やっぱすごいよ。さすがだよ。何度観ても心にぐさぐさくる。 シン・ゴジラを観るとね、頭がくらくらくらーってなって、心がぐらぐらぐらーってなって、涙がはらはらはらーってなって、最終的にちょっと元気になれる…

寄席とかメタノエシスとかいろいろ。

いやああのねぇ。4月あたりから寄席に通うようになったんだけど、僕はこれまで❝あいだ❞に鈍感だったのかもしれないなぁ。 ❝あいだ❞っていうのは、雰囲気とかムードとか、受動的綜合とかそんな感じ。いやまぁ、そういうことを無視していたってことはないんだ…

大ポエム3

【ポエム1】 ぴょっこりさん ぴょっこりさん ぴょっこりさん 【ポエム2】 みどりいろの中のだいだいいろ 青いろはごごごごご みどいろのはい色 ぴゅうううう 赤色に 赤色に ぴゅうううう 【ポエム3】 野次郎さんはのびのびしています 「今日はお母様の言…

大ポエム2

【ポエム1】 10のことがあったとしたら 3のことはありません 7のことがあったとしても 2のことはありません 48 21 39 52 いろんな数字があるね! 【ポエム2】 帰宅途中のおじさんは じいっとしながら生きています 帰宅途中のおじさんは おっ…

大ポエム

【ポエム1】 明るく 明るく 生きているね 根も葉もない明るさ 【ポエム2】 しりりりりん しりりりりん しーーーーん 道を歩いていると 変なふうな歩き方をするものだ しりりりりん 右に左に 前に 前に しりりりりん みーーんな 仲間だね しーーーーん 【ポ…

路傍のピクニック感。

だから僕はシャワーを浴びます。 シャワーを浴びて嫌な感じのする脂分を水分と石鹸で落とすのです。 全部落ちるといいなぁ。 脂分を落としたとしても、翌朝になれば嫌な感じのする脂分が出てきてしまい、僕はまた水分と石鹸を使って脂分を落とすのだ。 あ。…