意味日記。

次郎長とその仲間たち。

僕は次郎長とその仲間たちのことを良く知らないんだ。次郎長とその仲間たちについては講談や浪曲の中で断片的にしか知らず、ようやく最近になって、その像がだんだんと固まってきたところなんだ。その像をひと言で言うと、「義理人情に厚いやくざな人たち」…

断絶への航海・・・のようなもの。

ああそうか。。。 断絶されていくということなのかもしれないな。。。 とても乱暴に表現するけど受精するじゃん。 そんで母親の胎内で育っていくじゃん。 そのときは物理的にも母親と癒合しているわけだ。 で、生まれるとへその緒が切られて物理的に母親から…

加齢感。

みなさま、誕生日へのたくさんのお祝いコメントありがとうございます。 ひとつひとつに返信をしていると、とても時間が足りないので、申し訳ありませんが割愛させていただいて、代わりにお礼の文章を記載することにします。 本日を持って、私は41歳になりま…

ソグモヌスの思い出。

「肉をけっこう焼く」 ソグモヌス=オラリオ(1742~1748) ミソヌ派の笙杷学者であったソグモヌスは、コモノリオン(現代でいう学舎)で思索にふけると、肉について語るのであった。 「肉をけっこう焼く」 こう呟くと、ソグモヌスは静かに息を引き取った。

おぼえがきいいいいい。

落語や講談に興味を持つということは、僕は自分を支えてくれる文化のようなものを求めてしまっているということだろうな。 でもね、文化を求めるというのは危険なことでもあるんだよ。なぜなら、文化と自分自身が一体化すればするに連れて、自分の中に“ほん…

先ゆく賢者。

※注:落語や講談についての話です。 現在には常に不在がつきまとっている。 っていうのも、僕たちは明晰判明に物事を見ることができないんです。明証度を高めることはできるだろうけど、完全に何かを理解することできません。これは、なにか倫理的道徳的な話…

笑いの質についてのメモ書き(寄席についての感想です)。

今日(19日)は、連雀亭のきゃたぴらと某定席の夜の部に行ってきたんだ。 連雀亭はなんだか居心地が良くて、いい気分で居れたんだけど、某定席ではどうも居心地の悪さを感じてしまった。連雀亭は二ツ目の講談師さんが登場する日で、(僕は芸を評価できる立場…

‟ほんとう”から脱出したい。

所属感だな・・・ 所属感があると安心感につながるけど、所属感に執着すると対立を招いてしまう・・・ まぁ、それが人間らしさってことなのかもしれないけど・・・ってことは、なにかに所属していなかったとしても安心感を持てるようにするってのが肝のよう…

お月様みたようななにか。

左に行く必要があったんです。なぜならば、僕は前のほうではなく後ろのほうから入ったので、やはりその場合は左に行くべきだし、左に行くということは小学生の頃に先生たちが教えてくれるものであるから、僕はやはり左に行く必要があったんだ。 だがしかし、…

路傍のピクニック感。

だから僕はシャワーを浴びます。 シャワーを浴びて嫌な感じのする脂分を水分と石鹸で落とすのです。 全部落ちるといいなぁ。 脂分を落としたとしても、翌朝になれば嫌な感じのする脂分が出てきてしまい、僕はまた水分と石鹸を使って脂分を落とすのだ。 あ。…

良く生きるということ。

今思ったんだけど、大切なのは、「必要な反省を必要な時に繰り出せるか?」ってことなのかもしれないな。 たとえばね。自分の学んでいる学問がどうも役に立たないなぁって思ったら、現象学的な反省を繰り出して、直接的な現実経験までさかのぼってあげる必要…

ト・シュノロン。

なんとなく同年代の友人たちが調子を崩して行く。 どうも推論の罠に陥っているようだ。 人って、推論(推論ていうか、思い描く能力ってとらえてもらったほうが分かりやすいかも)を繰り返して世界像を思い描くでしょ。一番身近な世界像っていったら社会で、社…

原ローワン性。

※こんな文章はテロだwww ローワン・アトキンソンいいなぁ。こんな人間になりたいなぁ。瀕死の逆境でもローワンのような顔芸ができたらかっこいいだろうなぁ。ローワンになりたいなぁ。ローワンになりたいなぁ。僕はローワンになれるだろうか?信じれば夢…

実家‐雪の壁。

今日は日帰りで実家に帰ってきた。 父親が生きているうちに話をしておこうと思って帰ったんだけど、弱り切った父親の姿をみたらダメだった。 何も話せない。 仕方がないから実家の周りをうろうろと小一時間ほど散歩をしてた。 半年ぶりにタバコ吸った。 10…

今日出会った素敵な言葉。

「カウンセラーは酒を飲んでいないときでも、酒に酔ったような心境でなければならぬ。天真爛漫、天衣無縫でなければならぬ。防御がなければないほど好ましい」(『カウンセリングの技法』國分康孝) 國分先生の本を直接読んだのは初めてだったんだけど、冒頭…

確信に理由律は不在。

そうだよなぁ。 確信に理由ってないよなぁ。 っていうか、確信になにか客観的な理由があったら、それはあんましおもしろくないよなぁ。 例えば夕日を見て感動したときに、「それには客観的な理由があるんです」なんていわれたら興ざめしちゃうもんなぁ。 な…

時間について。

えーと。 9月1日から今日まで北海道を旅行してきたのだけれど、「どこどこにいってなになにを見てなにを食べた」とかいった客観的な事実の羅列をするのはつまらないからやめます。 気づいたことをいくつか。。。 時間について。 たとえば、友達と風呂にい…

世界が“にゅお”と。

路上に。 蒙古タンメンが在るのだ。 そして。 その向こうには、愛機であるスマートが在るのだ。 路上が在り、蒙古タンメンが在り、スマートが在るのだ。 そしてそれらの“在る”はメガネなのだ。 なぜならば、僕はメガネをかけているのです。 路上に出会う前に…

クロノクロス。

クロノスがクロスしている。 いやあ。 いろいろな出来事は重なるものですね。 一ヶ月前はまだまだ今の職場で仕事を続けていくだろうと思ってたけど、なんだかいろいろ“むう”とする出来事があって、合理性よりも矜持を選択して仕事を辞めることにして、次の職…

最大の教訓。

僕はまだ35年しか生きていないけど、その中で学んだ最大の教訓は次のようなものだ。 「人は人の客観に立てない」 このことだ。 たぶん、日常的、常識的、社会的などんなものことでも、その客観に立って判断することはできない。 これだけは確実に言えるけ…

いろいろあるけど。。。

やっぱね。 基盤。 っつーのは大切だよ。 例えば、なにかの判断を下したり、なにかをめがけようと展望を繰り広げようとしたり、そうした時には依って立つ基盤というものがとても大切になってくるんだ。 この“基盤”っていうのは、生活者レベルでは“故郷的”と…

蛇花火の続き。

そうだ。。。 蛇花火の続きをしないと。。。 去年末に古い機材を出してきて勢いで一曲作ってみて、動画も付けてみて、なんだか「やろうと思えばできんじゃん」とか思って機材を更新して、蛇花火の続きをしようと思ったんだ。 んで。 とりあえずSONARの操作方…

七夕地獄。

・・・まぁ・・・地獄じゃないんだけどw いやあ。 相談室でも七夕飾ったっすよー。 お願いごとと理想の支援を書いてもらったー。 僕のお願い事は滅裂で、「テクノ。テクノ作る。んで、ライブやる。モナとロジー。35歳でもおかしな自己表現を続けられますよ…

アポロン不在。

そもそも、僕らの文化の中にはアポロンがいない。 いや。 アポロン的な傾向が得意じゃない。 だから、理性だとか社会だとか、そうした形象化されたものを操ったりしようとするとおかしなことになるわけだ。 アポロン的っつーのは形作られたもの。音楽的なも…

秘密のモードの秘密の秘密。

秘密。 が。 ある。 内包と外延の秘密。。。 呪の秘密。。。 事実と意味の秘密。。。 などです。 なんで“秘密”と表現するのかというと、それが隠されているからです。 私たちの現実は、実は構成的に成り立っているけれども、そのことはあまりにも当たり前す…

リネンノテマエ。

人柄とか、その人のもつ人間的な魅力っていうのは、やはり大切なんだろうなぁってあらためて思いました。ここでいう人間的な魅力っていうのは、なにも倫理的・道徳的に正しい行いをする人とか、なにかのスキルに長けているとか、そうしたことではありません…

詩:「絶望・青ゾハール」

僕のアパートのある場所にはカメムシがいるのです。 そのカメムシをはじめて見たのはずいぶん前のことで、はじめて見たときは「うわあ。」と感じて「うひゃあ。」と感じて「ぴょおおおおおおおおおお。」という感じになったのですが、僕はカメムシを殺そうと…

判断の達人。

僕は、「柔軟性をもつとはどういうことか?」ということについて考えてみる必要があるように思えます。 仕事にしても生き方にしても、柔軟性をもって対応することはとても大切だと思います。 なぜ大切なのかというと、白黒判断がつけれる出来事はまれだから…

『生きる』の感想。

黒澤明監督の『生きる』観終わりました。 たぶん、世界を「私にとっての世界」として現象させていくような人間の“実存的なありよう”と、そうした“実存的なありよう”をも規定していまうような“背景的なもの”(状況だとか、構造だとか)とのなんともいえない相…

相互主観的表象。

すごいこと思いついた! “ぎち”とか“きち”とかつぶやいてたら、すごいことを思いついた! ・・・いや、「思いついた!」ってより、「発見した!」のほうが適切なのかもしれない! なので、すごいことを思いついたか発見した! 表象って、相互主観的に生成さ…