#その他人文科学

石野卓球好き。

卓球のツイート眺めていると、彼の中にはちゃんと批判の根拠があるみたい。たぶん次の2軸を根拠にしながら批判してる。 1・“部分”と“全体”を区別する 2・“私”と“あなた”を区別する 部分と全体の区別ってのは、例えばさ、日本人の俳優さんが海外で活躍して…

イメージの交叉。

ああそうか、“身体”っつーのはキーだ。 “私”ってのもキーだ。 “私にとっての身体”っつーのもキーだ。 赤ちゃんはさ、“私”がほとんどないわけじゃん。“身体”が世界なわけだ。伝染泣きみたいなことが起こるわけだし。 でね、ちょっと大きくなると、人の中には“…

『翔んで埼玉』の感想。

『翔んで埼玉』を観てきた。 良い映画だった。 そして、人の理性というものは、如何に脆く、過ちを犯しやすいものなのだろうか。 僕たちは道端に咲いているお花を見つめて、“これは良いお花だ”、“これは悪いお花だ”と、価値評価を与えることができる。これ自…

『ファースト・マン』の感想。

昨日は『ファースト・マン』を観てきた! 二度目の鑑賞だ! 今回はとっても楽しめた! 正直、一昨日の鑑賞は心がピクリともしなかったんだ。実写版『デビルマン』でも観といたほうがなんぼかましで、こんな映画で「感動した!」とか言ってるヤツは感性の死ん…

緊急検証! THE MOVIE

『緊急検証! THE MOVIE ネッシーVSノストラダムスVSユリ・ゲラー』はおもしろい映画だな。 「オカルトの真偽ではなくエンターテイメントとしてどうか?」と問うていくはすごいことだと思う。 この“エンターテイメント”という言葉は“意味”に置き換えてもいい…

リメイク版の『サスペリア』はおもしろかった!

リメイク版の『サスペリア』おもしろかった! っていうかびっくりした! まさか、こんなにも身体的な舞踊映画だとは思わなかった!! いやあのね、僕は『サスペリア』のことをよく知らなかったんだよ。今日、キネカ大森でオリジナルの『サスペリア』を観たん…

断絶への航海2。

https://blogs.yahoo.co.jp/nanonoid/72175503.html ↑この反省を前提としたうえで・・・ ああそうか。断絶感と癒合感って、ちょっと軸になるかもしれないな。 っていうのもさ、演芸場に行くと、断絶感の僻地に住んでそうな人に出会うことがあるんだよ。その…

ロックの最大の敵とは!?(「2001年宇宙の旅」と「音量を上げろタコ!」の感想)

昨日は木場、今日は成田のIMAXで「2001年宇宙の旅」を観てきた!! 振り返ると、今日のほうが良く観れたな。 昨日は、1章、2章に引きずられて、3章をうまく観れなかったようだ。 昨日は人間と人工知能のことで頭がいっぱいで、3章の崇高さを味わいそ…

スターウォーズの続三部作はこんな話だったらいいなぁっていう妄想。

僕は2015年2月22日に、“スターウォーズの続三部作はこんなだったらいいなぁ”っていう妄想をしてたんだ。ぜんぜん外れたけどwでもラスボスプレイガス説は生きてるかも。 以下妄想 ↓ 今回の物語は、ジェダイアカデミー創設後の話ってことなんだろうね。ルーク…

次郎長とその仲間たち。

僕は次郎長とその仲間たちのことを良く知らないんだ。次郎長とその仲間たちについては講談や浪曲の中で断片的にしか知らず、ようやく最近になって、その像がだんだんと固まってきたところなんだ。その像をひと言で言うと、「義理人情に厚いやくざな人たち」…

『レディ・プレイヤー1』の感想。

先日、『レディ・プレイヤー1』を観てきたんだけど、もやもやが止まらない。 観てる最中も観終わってからも、もやもやもやもやもやもやもやもやして、ネットでこの映画の評判を調べたら妙に評価が高かったりもして、ますますもやもやもやもやもやもやしてし…

スカイリム感。

差別が生まれるのは自然なこと。 差別を無くすのは不自然なこと。 でも僕は差別を無くしたいと思う。 ってことは、僕は不自然さを求めていると言える。 不自然さを求めるのは不合理なことだ。 でも、その不合理さに道徳的な正しさを感じる。 おもしろいなぁ…

『仮面ライダーアマゾンズ 最後ノ審判』の感想。

『仮面ライダーアマゾンズ 最後ノ審判』観てきた!面白かった! いや、もちろん手放しでってことはなくって、やっぱりいろいろ言いたくなってしまうところはある。まず、話がこじんまりし過ぎているってところ。なんか山の中の小さな村の出来事であって、そ…

アマゾンズ輪廻のこと。

仮面ライダーアマゾンズシーズン2輪廻見てきた!おもしろかったし胸のもぞもぞ感がたまらなかった! 観客がスッキリ同意できる動機を、どの登場人物も持ち合わせていないってのがすごい。これがアマゾンズの魅力だよなぁ。 でも、物語を動かしている根本動…

ウエストワールドのこと。

ウエストワールドはおもしろいんだ。このドラマは知性と意識を微妙に区別して描いてるみたい。 以下ネタバレ ウエストワールドっていうのは西部を舞台にしたテーマパークなのね。で、そのテーマパークには“ホスト”って呼ばれるアンドロイドたちがいるのね。…

『スターウォーズ/最後のジェダイ』の感想(とりあえず)。

とりあえず、3回観た時点での感想です。あんまりネタバレはしてないつもりだけど、これから観る人は読まないほうがいいかも。 『スターウォーズ/最後のジェダイ』の魅力は、その過剰さにあるんじゃないかな? 過剰に劇的、過剰に詩的、過剰にユーモラス・・…

断絶への航海・・・のようなもの。

ああそうか。。。 断絶されていくということなのかもしれないな。。。 とても乱暴に表現するけど受精するじゃん。 そんで母親の胎内で育っていくじゃん。 そのときは物理的にも母親と癒合しているわけだ。 で、生まれるとへその緒が切られて物理的に母親から…

加齢感。

みなさま、誕生日へのたくさんのお祝いコメントありがとうございます。 ひとつひとつに返信をしていると、とても時間が足りないので、申し訳ありませんが割愛させていただいて、代わりにお礼の文章を記載することにします。 本日を持って、私は41歳になりま…

バツグンの靴。

夜勤が明けた。 そして雨だ。 雨の中を歩行すると、真っ先に判明したことがある。それは、僕が履いているこの青色の靴は、思った以上に吸水性バツグンだということだ。もうね、会社から外に一歩踏み出したところで、靴がみるみる水を吸い上げていく様子が把…

ソグモヌスの思い出。

「肉をけっこう焼く」 ソグモヌス=オラリオ(1742~1748) ミソヌ派の笙杷学者であったソグモヌスは、コモノリオン(現代でいう学舎)で思索にふけると、肉について語るのであった。 「肉をけっこう焼く」 こう呟くと、ソグモヌスは静かに息を引き取った。

からだを動かすということ。

駅の目の前にダンス教室があって、小さな子がひとりで練習している。 たぶん小さいからということもあるのだろう、その子の身体は、自分の思い描くイメージ通りにはまだ動いてくれないようだ。でも、きっとこの子もそのうち成長して、自分の思い通りに身体を…

部屋の夢。

いやはや、夢って正直だね。 学生時代からよく見る夢があるんだ。 それは、ありえない部屋の夢。 大体同じような話で、僕は自分のアパートの中に、今まで使ってない部屋を発見して、その部屋のレイアウトだとか使い方を思案してわくわくするっていう内容なん…

鳩とか。

なんの優勝経験のない僕だけれども、40年間生きてきて唯一人に誇れることといったら、鳩を踏みつけた経験があるということだろうな。 これはすごい経験だと思うんだ。 なぜならば、鳩というものは素早い生き物で、感性が鋭いからだ。通常そうした生き物は…

おぼえがきいいいいい。

落語や講談に興味を持つということは、僕は自分を支えてくれる文化のようなものを求めてしまっているということだろうな。 でもね、文化を求めるというのは危険なことでもあるんだよ。なぜなら、文化と自分自身が一体化すればするに連れて、自分の中に“ほん…

アマゾンズの感想・・・のようなもの。

アマゾンズシーズン2おもしろい! シーズン1もおもしろかったんだけど、そのおもしろさをどう表現すればいいのかわからなくって、これまでもやもやしてたんだ。 で、昨日シーズン1のラスト2話を見返していたら、きっとアマゾンズの魅力は、ドラマを彩る価…

先ゆく賢者。

※注:落語や講談についての話です。 現在には常に不在がつきまとっている。 っていうのも、僕たちは明晰判明に物事を見ることができないんです。明証度を高めることはできるだろうけど、完全に何かを理解することできません。これは、なにか倫理的道徳的な話…

笑いの質についてのメモ書き(寄席についての感想です)。

今日(19日)は、連雀亭のきゃたぴらと某定席の夜の部に行ってきたんだ。 連雀亭はなんだか居心地が良くて、いい気分で居れたんだけど、某定席ではどうも居心地の悪さを感じてしまった。連雀亭は二ツ目の講談師さんが登場する日で、(僕は芸を評価できる立場…

人の行為を評価することほど無粋なことはない。

鈴本演芸場に行っていました。。。 そしてそれは古今亭菊之丞師が『幇間腹』をかけていたときに起こったんです。。。 僕の前の列に座っていたおばあさんの携帯電話が鳴り出したんです。。。 演芸中に携帯が鳴り出す方のことを誹謗中傷するようなコメントをた…

‟ほんとう”から脱出したい。

所属感だな・・・ 所属感があると安心感につながるけど、所属感に執着すると対立を招いてしまう・・・ まぁ、それが人間らしさってことなのかもしれないけど・・・ってことは、なにかに所属していなかったとしても安心感を持てるようにするってのが肝のよう…

思い出話。

そうだ。 中学校の頃、学校の授業で、「学校を卒業してからどんな人生を歩みたいのかを想像して書いてみよう」ってのがあったな。それはきっと、キャリアプランのようなものを描いてみましょうという目的なんだと思うけど、僕はどういう職業に就くかというよ…