思い出話。

そうだ。

中学校の頃、学校の授業で、「学校を卒業してからどんな人生を歩みたいのかを想像して書いてみよう」ってのがあったな。それはきっと、キャリアプランのようなものを描いてみましょうという目的なんだと思うけど、僕はどういう職業に就くかというよりも、どんな最期を迎えるのかを考えるのが楽しかった。

(中学の頃の話だから中二感があってもいいのw中学生だからw)

僕の人生の最後は、人生のどこかで飛行機の免許を取って、定年後、飛行機を運転中に何らかの出来事があって墜落して死んでしまうというもの。

なんでこのことを思い出したかというと、稲垣足穂氏の『弥勒』を読んでいるから。
主役の江美留君は自叙伝を書いているようだ。結末は決まっていて、その結末をでっちあげるための自叙伝。
まだ読了してはいないんだけど、『弥勒』はどんな結末になるのだろう?

終末論的なものの見方が生きることを後押ししてくれることもあるのだろうな。