なんですと!?





なぜに僕らのマアムがサクサクになってしまったのでしょうか?

僕らのマアムっつーたらやっぱあの“しょしゅしょしゅ”した感じの食感で、さくっとしてなくって、どっちかっといえば、“ふぉしゅ”っていうか、“ぬよ”っていうか、“しょくっ”っていうか、“さっ”っていうか、“欲しいものを目の前にして購入しようかするまいか2~3時間も右往左往する煮え切らない態度”っていうか、“3日後の自分の姿を思い描けないで深夜焦燥感に包まれて目が覚めるあの感覚”っていうか、“おばあちゃんのやさしさ”っていうか、“ガンダム”っていうか、“ことり”っていうか、“愛のために”っていうか、“正義のために”っていうか、“倫理および道徳のために”っていうか、“小学校のランチルームの二階にある卓球場”っていうか、“曇りの日の予兆感”っていうか、“ことり”っていうか、そうした“しょしゅしょしゅ”した感じの食感じゃあないですか。

それがサクサクになるっていうことは、“学校に行ったら必要以上に快活な挨拶をされて、一日中どんよりとした気分にさせられる”ような感覚に陥る可能性があるってことじゃあないですか。

そうなってくると、僕は朝マアムを食べるよりも、一日が終わって一息ついて家でぐったりとしているときにマアムを食べたほうが良いのだということになりますね。

そうしたわけで、僕はマアムを、一日が終わって一息ついて家でぐったりとしているときに食べることにします。

ああ良かった。