私(わたくし)は。。。

こうした質問がある。。。

「大人になっても恐い物(事)」
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/301471.html?from=mixi_news&check_ok=1

で。

私(わたくし)は、小さい頃から人間というものが嫌いなほうの人間でした。

人間というものは、どこか底の方で、私(わたくし)の心の隅の方をのぞき込んで、そうして私(わたくし)のことを理解し、嘲笑っているのではないか?と、そんなふうに私(わたくし)には感じられていたのです。
それというものも、人間というものは、理解する能力があるのです。目の前にいる人間に対して「ああ。あいつはうすのろだな」とか「ああ。あいつはりこうだ」とか「あのものはああした目付きをしているが本当はオレのことに気があるのだな」とか、こんなふうに人間はものごとを理解するのです。ですから、本当はじっとしていてお空を見ていて楽しんでいたり、小さな蟻が巣穴を出入りする姿を見て楽しんでいたとしても、人間というものが私(わたくし)のことを「」ああ。あの子はカワイソウな子だ。人と付き合うことができない子なのだ。ああ。あんなふうに皮膚がカサカサになり血が出ているのではないか。」(私(わたくし)は幼少時代より皮膚が悪く、カサカサに乾燥し、血が出ていたので、こんなふうに理解され、同情されてきたのだ)というふうに理解されてしまうのだ。
そうした理解というものは不気味なもので、私(わたくし)が「こうありたい」と思っても、その思いを否定して、「かくあれ」規定するものなのです。

そうした無理解の理解というものを人間は持っているので、私(わたくし)はこの歳になっても人間というものが怖いのです。