セクシーシンセサイザーズ。
２０Ｇのハードディスク内蔵で、バッテリーの駆動時間も２４時間と長く、購入当時から既に型落ちだったんですが、いまでも快適に動いています。
今現在、Zenのハードディスク内には３７５６曲のお気に入り曲が入っています。
いつも聴く曲は大抵決まっているんですが、たまにランダム再生をすると、意外な曲に出くわしたりします。
今日、ふとランダム再生してみると、８０８Stateの「Bombadin」に行き当たりました＾＾
めちゃめちゃ懐かしいっす＾＾
８０８Stateを聞いていたのは高校生の頃です。
彼らは、テクノです。
９０年代だから、ハードコアテクノとかが流行ってた頃で、そうした人たちのなか、ストイックな曲を作っていたってのが印象的でした。
アルバム、「Gorgeous」は今でも聴けます。
「Gorgeous」の中の「セクシーシンセサイザーズ」はなかなかキュートで良好です。
かっこっよくてユーモアがあって、そのうえキュートで、好きな曲の一つです。
で、「Gorgeous」の次に購入したのは、ミニアルバ「Bombadin」です。
購入したのは、高校生の夏休みです。
僕は吹奏楽部だったんで、コンクールに向けての合宿の最中でした。
僕は合宿を抜け出して、８０８Stateの「Bombadin」を購入しました。
で、みんな熱心に練習している中、僕は一人で「Bombadin」を聴きました。
この曲、おかしいんです。。。ｗ
８０８Stateのユーモラスな部分が凄い強調されているようで、ぜんぜんシリアスでもストイックでもないんです。
・・・歌詞が、「バンバン・ドゥン・バンバ・ドゥン・バ・バンバン・ドゥン・バンバ・ドゥン・バ・バンバン・ドゥン・バンバ・ドゥン・バ・バン」の繰り返しで、腰砕けって感じですｗ
カップリングではいっている「Marathon」も楽しい曲です。
愉快です。
まさしく、“ユーモア・イズ・リリース”って感じです＾＾
“おかしい”っていうのは、決してけなしているわけじゃなくって、テクノをするテクノ者たちには、「Bombadin」みたいに、どこかバカっぽいユーモアの感覚があって、そうしたバカらしさを巧みに利用して、自己表現をしていく、みたいなところがあると思うんです。
社会にでると現実はどんどん硬化していくもので、自分の中でも、日に日にテクノ的な“ゆらぎ性”が失われていくんじゃないかと、ビミョーに危機感を感じたりします。
・・・高校生の自分を振り返りながらじゃないですけど、「Bombadin」的なバカらしさってのは、結構大切なんじゃないのかなぁって思いました。
