一 那由他分の一の弧人。

谷川俊太郎の「二十億光年の孤独」っていう詩はいいよ。
人は孤人だってことがよくわかる。
そんで、弧人なのに「僕らは弧人ではないのだ」と思いこもうとするところに人間の孤独さがあるのですね。

そうなると、弧人どうしに共通の世界像が浮かび上がっているということは、奇跡のようなものなのかもしれないなぁ。

自分自身から外にでてその客観性を確認するすべを人は持たないのにも関わらず、「私とあなたには同じものが見えている」ということに確信を持てるのだものなぁ。

モナドには窓がないっつーのは、このどうしようもない弧人としての生き物の特徴のことなのかもしれないなぁ。

だがしかし、弧人は相互主観的な連関の中で巨大なネットワークを構築している訳でもあるし。。。。w