枯。

ミミズがアスファルトの道路の上で干からびています。

そもそもなんでこのネズミはアスファルトの上に出てきてしまったのだろうか?

・・・出てこなきゃ良かったのに。。。

“なんで出てきたのか?”っつっても、たいした理由もないのかも。

偶然かも。

でも、偶然で干からびちゃうのはなんか嫌だ。

僕はおそらく、自分の行動に意味を与えることができるだろう。
たとえ、その行動の根源にあるのは無慈悲な偶然性であったとしても、僕はその偶然性を解釈したり物語を与えたりして、“自分にとっての偶然性”に書き換える可能性を持っている。

横で、上半身裸の男性とその子供と思われる男の子が、日光浴をしている。

干からびないように。。。

あ。

干からびてもいいのかな?