安楽。

世の中にけちをつけたり、皮肉ったり、批判したり、変革しようとしている人たちを見ると、“なんか、楽でいいなぁ。”って思います。

世の中のために、社会の為に、世界の為に、地球の為に、宇宙の為に、他者の為に、道徳の為に、倫理の為に、正義の為に何かしようとしている人たちを見ると、“なんか、らくでいいなぁ。”って思います。

どちらも、駄々をこねてるちびっ子みたい。

世の中に“良い”と“悪い”っていうレッテルを貼って満足してるような、イデアリズム的お気楽さが垣間見れて、なんとも腰砕けな気分になります。


なんつーか、理念に踊らされている様を見ると、切なくなってきます。


嘔吐感に苛まれる。


仮説を立てて、客観的な思考実験をして、彼岸を求めて・・・。


果たして、現実はどこにあるのでしょうか?




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひょっとして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・生き生きとした現実なんて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無くてもいいのかもwwwwww





僕は現実を探そうと、7年前から旅に出たけど、そんなものはプラグマティズムの前に屈服してしまうのかもしれません。


なんていうか、現実を発掘しようとすればするほど、現実を覆い隠そうと理念を振りかざしている人たちの都合の良い姿が垣間見えて、具合が悪くなってきます。



瘴気に当てられるってのは、こういうことなのかもしれない。



だから、昔いた意味使いの人たちは、呪文っていう形式化の技法を使って、瘴気の間をすり抜けていったのかもしれません。





僕の現実はどこにあるのだろうか?




とりあえず、ラヴクラフトの小説の中には、ヒントがある気がします。