97年の9月ごろ。

僕は自転車にのりました。

空は快晴で、どこを走っているかというと、みどりの中をでした。
高い山々や、小さいころに遠足かなんかで見たような緑々しい風景や、おい茂る木々や、渓谷に見える田んぼや、また、満開のさくらもありました。

だが、迷子だ。

まよってしまい、よい気分のような、あぜ道や田んぼの横を自転車で乗ってたら、よい気分でのってたら、複雑な気分でした。
困っていたら、道に中年の女性が歩いていて、僕はその人に「ここからでるには」というたぐいのことを聞くと、その中年のその女性は「この道をまっすぐいけばつくのですよ」というたぐいのことをいってくれました。

なぜかそれまでは気づかないけれど、よく見るとその道はゆるやかに下っており道はばも広くなっていった。

見慣れた○×市だと思う。

中年の女性は「気をつけるように」とも言ったと思う。
はじめは何に気をつけるのやらわからなかったが、どうも車の通りが多いので、そのことだ。
そして、ゆるやかな坂を下り、街のほうへ車に気をつけながら帰りました。