境目。

いろんなものがごちゃまぜになっていて、現実は混濁しています。

理念と現実の境目があやふやになって、くらくらしてきます。


・・・まぁ・・・それはそれとして・・・昨日は朝までZZを見ていましたw

今まで見たことなくって、評判が悪いことは知ってたんですが、見てみたら、確かに前半ぐだぐだw

ドラマがないw

で、今30話目くらいなんですが、なかなかおもしろくなってきて、アーガマのクルーはみんなそれなりに成長していて、なんか良い感じです。

80年代的な感じって、感じることがあります。

なんつーか、ジュドーの感じw
客観的な価値観を利用する感じ。
いろんな価値観があるけど、結局は社会で認められている単一の世界像しか生きられないし、その仕組みを知っているから、ちょっとしらけた感じで大人をおちょくりながら生きてる感じ。
80年代の感じって、そんな感じがします。
で、今30話目で面白くなってきたのは、ジュドーたちが世界が単一ではないことを知りはじめてきたからです。
実存することが開始された感じ。
客観的なルール内で器用に立ち回るだけじゃ、どうにもならない出来事があることを知って、自分から世界に対して意味を与えながら生活しないと、わけが分からなくなってしまうことに気づき始めた感じです。

こういうのって、自分で気付かないとなかなか気づけなかったりします。


で、現実に目を向けると、理念と現実の境目があやふやになって、混濁しています。

いろんな世界像が乱立していて、目眩がします。

ジュドーみたいに意味を与えていくんじゃなくて、彼岸を捏造してしまったり、どの世界像を選択するかに陥る場面がしばしばあります。

・・・それは今に始まったことじゃないし、人には思い描く傾向性がある以上仕方がないことなんですが、理念に現実がねじ曲げられて、そのことで生きづらさを感じている人たちがいる現場を知ると、ちょっと腑に落ちない感じもします。