ポリリリリリリリリリズム。

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リリカルにテクノな彼岸に没入してしまうときがあります。。。

不意に、ボコーダーヴォイスを聞いたときや、エイティーズな音使いを聞いたとき、なんつーか、リリカルにテクノな感じになりますw




僕は中学・高校と吹奏楽をしていて、ひねくれものだったんで、指揮者に従うのが嫌でしたw
それをいっちゃーもはや全面否定なんですが、僕は担当がユーフォニウムだったんで、ソロプレイとかないし、指揮者に言われたとおりに演奏するしかなかったんで、なんか思いどうりにしたかったんです。

で。

たぶん。

社会的に反骨精神のある方はギターとかやってバンドとかやるんでしょうが、それもなんか粋じゃない感じがして、僕には非社会的な反骨精神があるようだったので、シーケンサーと音源を使って、音楽を始めました。
始めはオールインワンシンセから始めて、徐々にMTRサンプラー、アナログシンセ等を買い足していき、ひとりだけで、自分だけの音楽を作り始めました。

で。

「テクノとは?」と考えたときに、“テクノっつやー未来だし、未来っつやーSFだ。SF小説のひとつも読めないと、テクノやってる人間としてカッコがつかないのではないだろうか?”みたいな考えにかられて、SF小説を読み始めました。

SF小説を読み出したのは、大学に入ってからです。

最初に読んだのはサイバー・パンクものでした。
ウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」です。
・・・たぶん・・・年季の入ったSF読みからすると、いきなりサイバー・パンクから読み始めるっていうのは王道からそれるっていうか、邪道っぽく思われるのかもしれませんが、そのころは、ちょうど攻殻機動隊の連載とかやってたときなんで、その関係で「ニューロマンサー」に行き着いたわけです。

今でも覚えているんですが、この本を読み始めたときは親戚のじいちゃんの葬式のときでした。
ちょうど葬式の前に読み始めて、ケイスがリンダ・リーとアーケイドでホログラムのゲームをやってるところを読んだ辺りで葬式始まって、“はやく葬式おわんねーかなー”とか思って、脳内千葉シティーを思い描きながら葬式に参列していましたw

その後、「カウント・ゼロ」「モナリザ・オーバードライブ」とよんで、“ウィリアム・ギブスンすげー”とか思って、そっからSF読みが開始されました。

サイバー・パンクから、いっきに年代はさかのぼって、クラーク、アシモフとか読み出しました。
スペースオペラとハードSF読みながら、グレッグ・ベアとかナノテックSFかじったり、スティーブンバクスター量子論SFとか面白がって読んでました。

もう、時間軸はバラバラw

まさしく、「時間的無限大」ですw

で、ダン・シモンズハイペリオン読んだ辺りからSF熱は醒めてきて、去年読んだのはたった一冊、「啓示空間」のみでした。

今ではビミョーに仕事が忙しくなってきたからっていうのもあるんですが、なかなかテクノな世界像を開発できずにすごしています。


で。

先日。

テレビを見ていると、公共広告機構のコマーシャルが目に留まりました。
っていうか、曲がめちゃめちゃツボで、調べてみたら、Perfumeっていう女の子3人組のユニットの曲でした。
なんつかーか、リリカルなテクノなんです。
テクノなんですが、下品じゃないんです。
アキバ系の性欲むき出し萌え系テクノって感じではなく、ちゃんと未来なんです。
しっかりSFしててテクノだし、なんつーか、リリカル・・・w

一人テクノやってたころの、あのインナー∧プラトンイデアリズムって感じがして、ツボです。

っていうか、明日CD買ってきますw