知能ラーメン。

そうだ。

僕は知能ラーメンについて書かなければならないんだ。知能ラーメンというものはないのだけれど、その店の造りや、子供たちのためにも書かなければならないのです。

それは、知らない友人からの投稿から始まったんだ。

僕は、あるとき、あるSNSを開きました。すると、知能ラーメンの画像が乗っていました。この画像を投稿した知らない友人はきっと遠方に住んでいるのだけど、知能ラーメンを売っている知能ラーメン屋は案外近くにあったので、僕は知能ラーメン屋に行くことにしました。

知能ラーメン屋は和と中が混ざった独特の意匠です。一見すると赤と黒の中国的なデザインなんですが、よく見ると日本的な鶴の彫刻が彫られています。お店に入ると居間があります。知能ラーメン屋は一族で経営しているようで、居間はその一族の生活スペースになっています。そして、この居間の向こう側に細長い食事スペースがあり、お客さんはこの食事スペースで知能ラーメンを食べるわけです。

知能ラーメンの特徴は麺にあります。この麺は、普通のラーメンのような麺ではないのです。寒天のようなものを材料にしており、それにコシが出るものが加えられて、ラーメンの麺のようになっています。寒天のようなものがベースなので、白くて透明な麺です。そして、寒天のようなものがベースなので、なんとなく体に良さそうです。味は醤油だと思うなぁ。きっとほどよい味なんだ。

僕が知能ラーメン屋に着いたのはお昼過ぎです。店内にお客さんが二人しかいません。そのお客さんは作業着を着た男性です。僕はさっそく知能ラーメンを注文しました。作業着の二人は食事が終わり、お店を出て行きます。お昼のピークが過ぎてひといきついているからなのか、なかなか知能ラーメンは出てきません。

店員さんはうぐいす色の着物を着た年配の女性です。居間では小太りの子供が遊んでいます。子供は笑顔で楽しそうです。短パンです。

・・・という夢を見た。