トンネルの内側。
スカジャンのおっさんは明滅する暗闇にまみれるんです。。。
いや。
確実にまみれるのです。
その彼は、本当はおっさんではないのかもしれないし、その彼は青年であるのかもしれない。
もし彼が青年であるのなら、そのスカジャンはスカジャンというよりも、もはや理念だろう。それは87年の横須賀という現実体験を欠いた、理念の中でのジャンバーだろう。。。
もし彼が青年であるのなら、そのスカジャンはスカジャンというよりも、もはや理念だろう。それは87年の横須賀という現実体験を欠いた、理念の中でのジャンバーだろう。。。
だがしかし!
そんなことは関係がないのだ!
そんな、そのスカジャンが87年のスカジャンであるのかどうかということは全然関係ないのだ!
そんな、そのスカジャンが87年のスカジャンであるのかどうかということは全然関係ないのだ!
むしろ、暗闇にまみれていく彼の姿が、87年のスカジャンをまとった青年に見えたことの方が大切なのだ。そして、その青年とは実在しない理念なのです。スカジャンの姿を見て、僕はシェンムーの主役を連想したので、それは確実に実在しない理念なのです。
そうしたわけで、仕事の帰り道、高架下のトンネルの暗闇にまみれていくスカジャンの彼は、おっさんであり青年であり87年であり理念であるのです。
ありがとうございました。。。