夢想の責務。

classー夢。

光景ー街~集会場。


夢の中で、僕は夢のある街にいた。

風俗街だ。

きらびやかなネオンと派手な看板とインチキな店名が並んでいる。
僕はお金も時間もあるので、どの店に行こうかわくわくしている。

いろんなお店があって目移りしている間に場面が変わる。


某駅前。


職場の人や友人が、とある場所に集まっている。
その場所では集会が開かれており、僕の好きなAV女優も参加していた。

僕も彼らについて行き(知り合いがたくさんいるんだから安心してついて行くだろう)、その会に参加したのだが、その会とは、とてもカルトな新興宗教的な団体の集まりだった。
その団体には、信仰すべき共通の世界像と体系化された倫理観・道徳観があり、どの人も笑顔で幸福そうだ。

僕の好きなAV女優はその団体の中心的な人物で、ある商品の宣伝をしている。
その商品とは、サンダルのようなものなのだが、そのサンダルの内側にはローションがたっぷり入っている。

ローション入りのサンダルだ。

こんなものを売りつけようとしているなんて狂っている。

僕は狂っていると思いながらも、僕の好きなAV女優が商品の説明をしているから、「ここで好意的な素振りを見せとけば、ひょっとしたらこのAV女優といい感じになれるかもしれないぞ」と、それなりに興味のある素振りをしていた。

・・・AV女優には、風俗の人特有の甘ったるい感じと、人なつっこさと、うまく自己表現できていない感じがした。。。

しかし、僕はその狂った団体に加入することはなく会場を後にしようとすると、その団体の人たちは「なんであの人は入団しないのだろう?おかしな人だ」とでもいうような目で、人を蔑むような薄ら笑いを浮かべて僕を見送った。

僕は、もらったローション入りのサンダルを履こうと思ったが、正体不明の誰かから「なんでそんなことをするんだ!そんなバカなことはするな!」と注意をされた。