操作の系。

class-夢。

光景-道端。




道端を歩いている。

脇に設置しているベンチに人が座っている。


その人は僕の知り合いで、タバコをふかしながら笑顔で僕のところに近寄ってきます。

僕は「ああ。笑顔で僕のところに来るということは、ぼくはちょっと社交的な挨拶をしないといけないのだな。それはちょっと気疲れするから嫌だな。」と思いながらも、社交的な笑顔を浮かべて挨拶をすると、近寄ってきたその人は、タバコの火を僕の胸に押し付けます。

その人は、何か攻撃的な行為として、そうした怒りや興奮を伴った表情や態度でタバコの火を僕の胸に押し付けてくるのではなく、さも当然のように、「朝起きたらトースターとコーヒーメーカーのスイッチを入れ、顔を洗って食卓に着いたらコーヒーを飲みながらパンを食べる」という日常的な常識的な行為の一部のように、僕の胸にタバコを押し付けてくるのです。

僕は何をされているのか理解できず、怒っていいのか注意したほうがいいのか戸惑ってしまったのですが、きっと彼のこの行為は、僕の怒りを誘い出して巻き込もうとする操作的な行為であるのだろうと解釈し、僕は彼の操作に巻き込まれないために、まったく動じず平静を装い、彼になぜそうした行為をするのか問いただそうとしたのですが、そんなふうに自分をコントロールすることはできず、声が大きくなったり、体が怒りで震えたりしました。