鳥塚。

class-夢。

光景-職場。

書類の山をある場所からある場所へ運ばなければならない。

僕は荷車に書類を乗っけて運ぶのだが、少し進むと書類の山は崩れてしまう。

僕はめげずに書類を積みなおしまた運ぶのだけれど、なんどやっても崩れてしまう。

僕は、「僕はこんな単純な仕事も満足にできないのか。もっとやるべき仕事がたくさんあるのに。こんなどうでもいい仕事はとっとと片付けて次に進まなきゃならないのに。。。」と思うのですが、思えば思うほど焦ってしまい、僕は、積んでは崩れ、積んでは崩れを繰り返すことになってしまいます。

気がつくと、道端に小さな蟻塚のようなものができ、その中に整然と小鳥が住み着いていました。

さっきまではこんな鳥塚はなかったのに、鳥は塚を作り上げるのが得意らしい。

僕は、なぜだか僕の責任で鳥塚ができてしまったと思ってしまい、「早くこの鳥塚を何とかしないと」と思います。

しかし、書類を運ばなけりゃいけないし・・・書類を運ぼうとすると崩れてしまうし・・・鳥塚も撤去しないとならないし・・・もっとやらなきゃいけない仕事がいっぱいあるし。。。