オルメカの秘密。

class-夢。

光景-海の近く。




僕は、海の近くにある暗い部屋で、謎生物と対峙しています。

その謎生物は、子犬くらいの大きさの、象のような生き物です。
体は灰色で、ぶよぶよとした皮膚があり、大きな耳があり、長い鼻があります。
しかしその顔は理知的です。
謎生物の顔は人間の顔のようであり、思慮深い目と刻まれた皺が、彼の知恵の深さを物語っているようです。
謎生物は人の言葉を喋れます。
僕は謎生物にインタビューをします。
謎生物は、どうやらもともと人間のようでした。
昔の大戦中に活躍した科学者のようで、人間と動物を融合させる実験をしていたようです。
そして、科学者である彼は、自らの体を小象に移植し、今のような体になったようです。
彼には贖罪の念があるようで、今は絶滅しかけた珊瑚の保護に力を入れているようです。

そして、この海辺にある暗い部屋の近くには、珊瑚を保護し、育成するスペースがあるようです。
僕は、彼と共に海にもぐり、珊瑚の保護・育成スペースの見学に向かいます。

一通りの見学が済み、僕は橋桁から珊瑚の保護・育成スペースを眺めていると、見知らぬ人から“なにやってるんだ。”と突っ込まれました。
(しかし、その突っ込みは悪意のあるものではない。)




その後、場面は変わります。




水中にある、無限に広い暗い部屋です。
その、無限に広いくらい部屋には、パソコンが並んでいます。
そのパソコンの前で、僕は仕事の同僚と、何かの調べものをしています。




その後、場面は変わります。




僕は幼い頃からの友人に連れられ、海岸にある秘密の場所に行きます。
その海岸には、小さなテトラポッドのようなものが敷き詰められています。
そのテトラポッド自体、古くからある巨石文明の名残のようです。
どんどん海岸の奥に行くと、ちょっとした洞窟のようなところに、オーパーツ的な遺跡の群れがあります。
それは、その特徴的な意匠で作られた壺のようなものがいくつもあり、友人はそれを手に取ると、思った以上に雑に扱います。
その壺を割ろうとしたり、叩きつけたりしています。
それらの壺と共に、オルメカの巨大な顔の遺跡のようなものが出てきます。




その後、場面は変わります。




俯瞰図。

上空から摩天楼を見ています。

60年代的なビルの群れがあります。

そして、テレビショウが開始されます。