絶対現在。

久しぶりにSF小説よんだー^^

バリントン・J・ベイリーの「時間衝突」って小説です。

大学時代に読んだことがあって、そのときも面白かったんですけど、もうほとんどストーリーも忘れちゃったんで、また読んでみました。

で。

面白かった-。



※以下若干のネタバレあり。



どうやら時間って、局所的に発生しているみたいです。

宇宙全体に時間があるわけじゃなくって、<現在派>が発生しているところだけ、時間が発生しているみたいなんです。
宇宙そのものには時間がないわけだから、<現在派>が発生していないところには何も無いみたいです。

で。

<現在派>は発生しては縦横無尽に進行していくので、<現在派>同士がぶつかるときもあるみたいです。
物語の中では、地球の<現在派>と、異星人(地球から見れば未来人)の<現在派>が正面衝突するからどうしよう?って感じの話になります。

時間論についてはよくわかんないから置いといて、奇想天外っていうか、僕たちがよって立っている基盤を足元からぐらぐら揺らされるような感覚は、読んでいてとても気持ちいいです。

次は何読もうかなー。

「重力が衰えるとき」読もうかなー^^