やりなおしの履歴。

人生にリセットは無いと人は言いますが、リセットをかけないとやってらんねーって思いになるときがあります。

そんなときは自らの脳内に論理爆弾を投下して、履歴をリセットします。

しかしこのリセットの仕方、僕たちが普通に思うリセットの仕方とは違います。
普通リセットって言うと、“なかっとことにする”ってことですが、すでに起こってしまった事をリセットすることはできません。

では、論理爆弾のリセットはどういうことかというと、自分の中にすでに起こってしまった出来事を、自分のナラティブなストーリの中に礼儀正しく収めるための技法です。

出来事を腑に落とすことが、論理爆弾によるリセットです。



で。
僕のナラティブなストーリーは、この世の違和感に始まってます。


タバコを吸ったときには、この世に対する違和感を感じます。
タバコの煙が身体に入っていくと、身体と世界が擦れあっている、ざらざらした感じがする。

で。
そんな違和感は自分の身体と日常の中でのズレみたいなものでもあって、なんだか、大学卒業して普通に社会に出るのが嫌でした。

で。
違和感を解消するためには心理学を学べば何とかなるんじゃないのかなぁって思ってたんですが、そういうわけには行きませんでした。
なぜかっていうと、心理学は客観科学であり、自分の違和感を表現するための技法じゃなかったからです。
自分をその人から超越的な立場を保ったまま記述することはできますが、自分の身に起こっていることを表現するためには述語不足でした。

で。
現象学にたどり着くわけです。

で。
現象学は哲学の系列だから、現象学から始めて、哲学史を学んでいくことになりました。

で。
哲学やってると、論理学を学ばざるをえません。

で。
論理学やってると、数学との関わりが出てきます。

・・・数学は、大の苦手w
高校時代には0点をとったこともあります。

でも、回りまわって数学に行き着いたわけで、そこから始めて再び論理学に行って哲学に行って現象学に行って心理学に行って、実際の業務である精神保健の領域にたどり着くのは、いっけん見当違いだけど関係はある感じがしないこともないので、とりあえず、数学をやろうかなぁって思いました。

で。
数学はぜんぜんダメだから、「やりなおしの算数」という、算数の本を買ってきて、足し算の仕方と引き算の仕方から学んでみようと思います。

論理爆弾を投下してリセットしてみたら、算数をしてみるという結果になりました。

・・・馬鹿なんですが、ギャグとして成立してそうなきがするので、とりあえず、算数やりますw