ヴォルテックスオブイデー。

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観念が怒涛の勢いで実体化してしまい、まるで化け物のように現実に襲い掛かってくる。


夜、しらふでじっとしている時に感じる、後ろのほうからもやもやとくる不安感やどんよりとした気分は、観念が実体化していく不気味さかもしれない。


実体化した観念に取り付かれると、倫理観を語りだすんです。

幸福を説き始める。

おしつけがましい善意の暴力で他者を幸福にさせようとする。

現実のランダムさを実体化した観念で矯正しようと試みてしまう。

そうした観念に取り付かれてしまうと、不幸にも幸福にしかなれなくなってしまう。

不幸にも、不幸と仲良くお付き合いすることができなくなってしまう。

それはそれでまったく問題はないし、良いんです。

でも、実体化した観念に取り付かれた善意の保護者に出会ったときは、とりあえず逃げますw


・・・武器は論理かもしれない。

論理の技法を使って観念から逃走する。

でも、逃げても逃げても、観念は現実を規定しようと襲い掛かってくる。


怖いのは、観念と闘争しちゃう時。

観念との闘争を試みると、こちらも別の観念に乗っ取られてしまうんです。

別の観念に乗っ取られると、こちらも善意の保護者たちと変わらなくなってしまう。

なんつーか、そんな感じで論理逃走中ですw



あ。
でも。
観念を定立化させちゃうのも、それはそれで自然な傾向なのかもw