レスキュー。

私たちの身体には多くのスキルが備わっています。

生きていく中で獲得するスキルもあれば、もともと身に付いてしまっているスキルもあります。

私たちがもともと持っているスキルの一つに、“スキル・レスキュー”というものがあります。
このスキル、レスキューのスキルとはいっても他者救済的なスキルではありません。
慈善的、自己犠牲的な行動から他者救済を導き出そうというスキルではないのです。
そうではなく、このスキルは自分が危機的な状態に陥っていることを告げ知らせてくれる、自己救済的なスキルなのです。

そうしたわけで、先日僕は、僕の身体にアプリオリに備わっている“スキル・レスキュー”が発動し、自己救済されました。


・・・こう書くと大仰な感じがしますが、事態はまったく単純です。
なんのこたーない、風邪を引いて仕事休めて良かったねって話なんです(笑)

この何週間か仕事が忙しかったんです。
夜勤はあるし、夜勤明けは帰れないしでヘロヘロだったんです。
でも、目の前にはこなすべき仕事があるわけで、仕事はしないとなりません。
“きっと仕事が終わらないのは、自分のスキル不足のせいなんだ。自分のスキルが上がればなにもかもうまくいくだろう。”と思って仕事をしていたんですが、身体そのものから突っ込みが入って、風邪を引いてしまいましたw

たぶんそれは、不自然な仕事量だったんだと思います。
不自然に気合い入れすぎてたっていうか、そんな感じです。
で、“スキル・レスキュー”の警告を無視して仕事をし続けることもできたと思うんですが、そうなると、自分の危機的状況は風邪とは別の形で自己表現されるのだと思います。
・・・たとえば適応障害とか・・・うつとか・・・もろもろの感じです。

そんなわけで、とても貧弱なんですが、風邪引いて素直にダウンして仕事を休んで、ちょっとすっきりです(笑)