『板尾創路の脱獄王』について。

今さらだけど、『板尾創路の脱獄王』みた。

いやあ。
すごい映画だ。この空っぽの感覚っていうのかな、意味があるようでないような感覚っていうのはすごいね。意味さえも意味がない。こう。なんていうのか。精進料理みたいな感じだ。全部無化されちゃう感じ。

で。この映画はテロスについての話だと思った。テロスっつーのはあれだよ。ギリシャ語で目的とか完成とかそんなんだ。

で。目的っつーのはさぁ。結局はその人が出来事をどんなふうに評価をして、どんなふうに意味を与えるのかってことなんだろうなぁ。

なんつーか、「目的をもって人生を充実させよう!」みたい話はよく言われるけど、まぁ、目的っつーはそんな高尚でも尊大でも立派なもんでもなくって、❝ちっぽけな意味付与❞みたいなもんなんだろうな。他人にとっては「知らねーよそんなんwwww」みたいな、自分で勝手に与えちゃう意味だw

で。この意味付与に突き動かされたり苦しめられたりするんだから、人間っておもしろいよねぇ。

最後に聴いたことがある歌が流れたと思ったらtowa teiのアルバムにはいってるのだった。なつい^^