HelloーWorkーMode。

黒色ばかりの世界だと、他にどんな色があるかわかりません。
黒色ばかりの世界だと、そもそも色自体があることを理解することができません。
黒色は、積極的に“これは黒色です”と名指すのではなく、他の色とのズレの中から、“黒色でない”と消極的に意味が生成されてきます。




さて。

僕は今の職場にきて5年になります。
5年間同じ職場にいると、僕がどんなキャラクターでどんなモノの考え方をするのか大体理解されて、それなりにわがままができたりと、ある程度仕事がしやすくなります。
それと同時に、今の職場にはどんな構造が蔓延っていて、その構造がいかに強大なものかを理解できます。

僕が今の職場で感じている構造は、あまり健康的なものではありません。
もし僕が術師ならば、邪気とか瘴気とか名づけることが出来そうな構造です。
その構造は居心地は良いのだけれど、自分の成長を阻害するもののようです。
僕は失敗をして経験を積むことを望んでいるけど、今の構造の中だとなかなかそれが出来ません。
というのも、まだ駆け出しのPSWなんだけど、つぎつぎと人が辞めていくものだから、いつのまにやら古株になってしまって、そうなると、構造の側から失敗してはいけない、失敗しない人という意味が僕にくっついてくるのです。
それは、周りが暖かい目でフォローしてくれるからということでもあるし、ありがたいことでもあるのですが、自分の成長を阻害するものでもあります。

ここで注意しなければならないのは、職場の体制が悪いからとか人間が悪いからとか、そうした他責的なことではまったくなくって、僕の在り様がそうした構造を望み、そうした構造が実際に作られ、そこに安寧しそうになっているということです。
(うまく表現できてないな。)

その構造を壊すには、“死をかけた抵抗(←この表現の出所わすれたw)”とでも表現するような、構造の予測を裏切るような行動を起こしつづける必要があります。
しかしその為には、僕の全存在をかけなければならず、それをするのはとても疲れます。
そしてストレスが溜まります。

そもそも、僕がPSWとして仕事を始めたのはこの職場が初めてなので、僕は他の職場を知りません。

僕は黒色の世界しか生きていないわけです。

僕がやるべきこととしては、疲労とストレスを感じながらいまの職場の構造を転覆させるということではなく、まずはPSWとしての力をつけることにあります。

そうしたわけで、もし僕が成長することを目指すのならば、次の職場を目指す必要があると思います。
次の職場・・・というよりも、別の構造を目指す必要があるといった感じかもしれません。。。

だがしかし、構造から脱出するのは力が入ります。

この構造は僕の成長を阻害するものだけど、とても居心地が良い。
だから、僕は構造から脱出したい思いもあるけど、居心地の良い中にとどまっていたい思いもあります。

しかし、何もしないでいては何も始まらない。
でも、いっぺんにやると疲れるから、まずはハローワークに足を運ぶことから始めよう。
まずはハローワークに行って、端末をいじって帰ってくるところから始めます。
(こういうのを系統的なんたらっていうみたいだけど、それはまあいいやw)
その次に、ハローワークカードを作って、紹介状を出してもらおう。
そうしたら、履歴書を仕上げて、面接の申し込みをして・・・って感じで、徐々に進めて行きます。

そうしたわけで、先日ハローワークに行ってきました^^
ハローワークカード作って紹介状出してもらうところまで進めようと思ったけど、2時間待ちとか言われたから帰ってきちゃったw

ハローワーク詣ではしばらく続けてみることにします。
それだけで構造に抵抗している感じになるしね^^




でね。
こんなふうに書くと、「今の職場にいる自分=悪い自分」「次の職場を目指す自分=良い自分」といった感じで、理想的な自己像を作り上げてしまいがちなんですが、そんなふうに理想的な自己像を作り上げると、あまり良い結果にはならないと思います。
なにが良い悪いとかそういうことじゃなくって、自分にとって何が必要か考えていたら、こんな感じかなって感じって感じです。

・・・あくまで“感じ”・・・w・・・“ムード”・・・w・・・でも“感じ”だけじゃダメだから、“感じ”に基礎付けられた理性も必要なわけで、それがこの文章なんです^^