ク神社。

class-夢。

光景-神社。



僕は集団で旅行しています。
その集団がどんな人の集まりかはわかりません。
現在よく会う友達なのか職場の同僚なのか同級生なのかよくわかりませんが、僕はとにかく、誰かといっしょに旅行をしています。

次の目的地に行くためには危険を冒して、神社を目指さなければならないことを知らされます。

なぜ、神社に行くことが危険かというと、この神社はクトゥルフを祭ってあるからです。

本物のクトゥルフは、ニュージーランド南米大陸南極大陸の中間付近、南緯47度9分、西経126度43分にある、R'lyeh(ルルイエ)という幾何学の狂った黒緑色の石造りの都市に封じられています。

しかし夢の中では、なぜかクトゥルフはこの神社の中に封じ込められています。

神社は森の中にあって、とても巨大です。

クトゥルフが目覚めてしまうと、人類は滅亡してしまうので、僕たちはクトゥルフを起こさないように、静かにこの神社を通過しなければなりません。

神社の中は木が迷路のように組まれていて、僕たちはこの組木の間を通っていきます。

で。

僕は頑張れば物と反発ができるみたいです。

物と反発する力を利用して、ふわふわと空を飛べます。

迷路のように組まれている組木に次々と反発しながら、僕はふわふわと神社の中をすり抜けていきます。

クトゥルフはタコのような頭とイカのような触腕を生やして羽のある巨人で、人類が誕生するよりもずっと昔にR'lyeh(ルルイエ)の神殿に幽閉されています。
R'lyeh(ルルイエ)は海底に沈んでいますが、星辰のが正しい位置に来ると浮上すると言われています。
1925年2月28日には一度浮上しかけてことがあり、そのときは世界中の感受性の強い芸術家や宗教家が悪夢を見ました。

僕は、「クトゥルフが目覚めたら嫌だなぁ。組木にぶつからないように気をつけないと。」と思いながらふわふわと移動を続けていると、巨大なクトゥルフの触腕を見た気がしました。

しばらく進むと、組木の迷路を抜け出すことができ、出口付近に辿り着きました。

そこには神官がいて、ちいさな祭壇があります。

その祭壇にはクトゥルフの像が祭ってあります。
神道的な祭壇にクトゥルフの像なんで、ちょっとミスマッチです。

その像を、僕は以前に見たことがあり、隣の人に「これはヨガの○○というポーズをとって瞑想をしている状態だ。」と説明します。

そこで目が覚めました。