楽団。

光景-夢。



吹奏楽部のコンサート。

演奏曲は平沢進の「ハルディン・ホテル」です。

部員の数は少なくて、音数も少ないです。

僕はいつの間にやら楽団に参加していて、いつものユーホニウムに位置にいます。

トランペットのA君は、いつの間にやらずいぶん老けちゃってて、音圧も貧弱です。

それでもみんなで一生懸命演奏しています。

だ。

が。

しかし。

僕はユーホニウムを持っていません。

ぜんぜんなんの用意もしないまま、いつの間にやら楽団に参加していたので、楽器すら持っていなかったのです。

そして。

意外なことに、僕のパートは“拍手”ですw

ひつとのパートが終わるごとに、拍手をするという役目です。

後ろを見ると、“拍手”役の人は意外に大勢います。

曲が進むごとに拍手の数は増えていきます。

部長は笑顔で頑張ってる。

盛り上げるための工夫のあとが見られる。

以上。