顔が見えない女性。

僕は実家の屋根の上にいる。

空は雲一つない晴天。

少し肌寒い。

遠くには大きな山が青みががってかすかに見えている。

向う側の瓦の屋根には、女性が座っている。

晴天の青空の下、瓦屋根の上に痩せた女性が座っている。

黄色の上着

黒いズボン。

ヨガのように、女性はポーズをとってストレッチのような動きをしている。

しかし、その女性は後ろ姿なので誰かはわからない。

しかし、祖母の妹なのではないかと思う。

肌寒い。

風が強い。

後ろ姿の女性は風で飛ばされそうになる。

祖母の妹はもう87歳なので、飛ばされると大変なことになるだろう。

僕は全力で実家の屋根を飛び降り、階段をかけあがり、すき間を飛び越えて、後ろ姿の女性の元にかけよった。

しかし、その女性は87歳の祖母の妹なんかではなく、髪が長く、げっそりと痩せている、摂食障害の女性だった。

その女性は僕のことには気づかず、うつろな目でどこかに行ってしまった。



・・・久しぶりに色のついた夢をみました。。。