解体の鉄槌。

アザトースだ。

彼が怒っている。

昨日の深夜に起こった地震は、きっとアザトースの怒りなんです。

彼はめちゃめちゃ怒っています。

では、一体何に対する怒りなのだろうか?

それは、秋葉原での路上パフォーマンスを取り締まろうとするような、権力に対する怒りです。

超越的な立場に立って管理の権利を行使しようとする者に対して、解体の鉄槌を下そうと怒っているんです。

その怒りは、正義とか倫理とか道徳とか、そうした類の怒りではありません。

そうではなくて、硬化した理念の塊である社会システムが、自由な連想の過程を妨げようとしていることに対する怒りです。

現実の緩やかなゆらぎ性を、善意の保護者が微笑みながら形式の中に押しとどめていこうとすることに対する怒りです。

アポロン的な形づくる力に対する、デュオニュソス的な混沌とした力の反抗です。

旧神に対するクトゥルフたちの怒りです。

・・・怒りという表現さえも適切ではないかもしれません。。。

違和感とかズレとか恒常性とか、そうした感じの力です。

きっと、昨日の地震はそういうことです。

ですので、地震を起こさないためには路上パフォーマンスを取り締まらないことです

だがしかし、僕は個人的には、秋葉原での路上パフォーマンスに対して、ほとんど興味がありません。