「あいどる」連関。

ブンブンサテライツの「EXPOSED」を聞きました。

かっくいー!!

SFだ^^

・・・彼らの曲を聴いていると、サイバーパンク的な世界像を連想するんですが、「ニューロマンサー」とか「攻殻機動隊」とか、ああいう感じのサイバーパンクじゃなくって、ウィリアム・ギブスンで言うと、「あいどる」のニュアンスなんですよね。

「あいどる」の舞台はサブカルチャーまみれで、まぁ、今の世界の延長みたいな感じなんですが、その中で、ロー/レズっていう男性二人組みの人気ユニットが出てきます。

彼らのイメージが、僕の中ではブンブンサテライツって感じなんです。

「あいどる」の世界は、「ニューロマンサー」の一歩手前みたいな感じで、脳と機械を直接つなげるところまではいってないんですが、機械の中の架空の世界と現実が交錯するような世界です。

ロー/レズのボーカルが、架空の“あいどる”、麗投影(レイ・トーエイ)と結婚するって宣言するところからストーリーが展開し、読んだのが結構昔なんでほとんど忘れちゃってますが、たしか、なんつーか、ナノテックな技術を使って、人類の新しい進化の予感的なところを予兆的に描いて物語が終わったような、そんな話だった気がします。

ロー/レズファンのネット漬け少女とか、人類の総ニューロン数が一定の数を超えたら人類は滅亡すると唱える“論理教”と呼ばれる教団や、ギブスンの前回の小説「ヴァーチャル・ライト」のキャラクターとか出てくるし、なかなかエッジが立っててかっくいー小説です。


・・・ブンブンサテライツの世界観って、「あいどる」の世界観っぽいんだよなぁ・・・。


しばらくは「EXPOSED」ばかり聞いていそうです^^