帝国員。

平沢進の曲に、“酩酊の帝国”っ歌詞があったけど、最近はそんな気がします。

年末は忘年会続きで、飲酒する機会が多くて、毎週飲み会が続いてたりすると、この世はホントに酩酊の帝国なんじゃないかって思えてきます。

お酒を飲むと気分が変調して、この世の在り方が変容するわけですが、そうした変容した世界に支えられて、社会は在るのかも知れません。

ってことは、飲酒文化がこの世の要のなも知れません。

・・・僕も帝国の一員でもあるし・・・。

さてここで、二つの道が考えられます。
一つは、お酒の無い世界を、本当の、真実の、正気の世界と捉える道。
もう一つは、この世が酩酊の帝国であること自体、ひとつの可能的な現実と捉える道。


それにしても、ALの人は、こうした酩酊の帝国に刃を向けて、反飲酒文化を築かないとならないわけだから、それはとても大変な作業なんだと思います。

ALに限らず、文化そのものに疑問を持たざるを得ない立場に立たされている人たちは、“善-悪”とか、“正気-狂気”といった価値観以前に、大変な課題を背負わされている人たちなんだと思います。

そう思うと、簡単に帝国員になってしまっている自分はどうなんだろうなぁと思います。

そうしたわけで、明日は休みだし、ゆっくり床に就くことにします。