快活が快活である為の理由。

重力が。

ない。



今朝はめちゃめちゃ爽快な気分で目が覚めたんです。

いつもよりもかなり早い時間に起きて、気力もとても充実していたのです。

どれほど充実していたのかというと、ベッドから起きることがまるで苦にならなかったのです。
颯爽と起き上がり、少し駆け足気味で階段を降りて、コタツのある部屋を通り過ぎて、長い廊下を渡って、洗面所にたどり着きました。
そして、躊躇することなく頭と顔を洗いました。
歯を磨く勢いも半端ではありません。
僕は笑顔で仕事着の父親に挨拶し、僕は笑顔で朝食の支度をするおばちゃんに挨拶をし、母親に挨拶をしました。
朝食の内容は覚えていません。
たぶん、味噌汁にパンとか、そんな感じです。
死んだおばあちゃんの姿は見えなかったな。。。

僕は快活で気分が良い。

寝覚めがよい。

希望に満ちている。

明るい。

幸福。

守られている。

故郷。





・・・。





と。

いう。

夢を。

見ましたw

ですので。。。




class-夢。

光景‐取り壊される前の実家。



です。



が。



そして。



この夢から醒めた僕はだるい。

寝覚めは良くない。

僕をベッドに抑えつけている重力の群に抵抗する気力がない。

つらい。

それでも。

取り壊された実家の故郷的な暖かさは、無情にも僕に「なおも生きろ」と未来に志向することを強要するのです。




そうか。。。

僕は暖かさに強要されているのか。。。

なるほど。。。