幼賢者。

昨日。

僕は車にポリマーをかけることにしました。

「一年間僕を乗せてくれてありがとう」という気持ちと、散髪をして雰囲気が軽くなったからという理由から、僕は車にポリマーをかけることにしたのです。

そして、ポリマーをかけてくれるガソリンスタンドに行ってポリマーをお願いしたら、2時間待ちって言われました。。。

2時間。。。

長すぎるwww

でも、いいんです。

僕はノートPC「黄昏のざわめき」(EeePC S101のこと)に動画をたくさん詰め込んできたから、2時間なんてへいちゃらなんです^^
僕はコーヒーを購入すると作業が見えるテーブルにすわり、三木聡監督の「転々」を見始めました。

・・・おもしろいので、僕はへらへらしたアホみたいな顔をして鑑賞していたのです・・・w

すると。

小さな子供が話しかけてきました。

幼稚園の年長さんか、小学校低学年くらいです。

「なにしてんの?」っつってw

僕は、「映画みてんの。おもしろいよ。」って答えました。
彼は黒縁のメガネをかけていて、なかなか聡明そうだ。
僕のPC「黄昏のざわめき」に興味津々です。

「すっげー。コンピューターだ。」

ちょうどPCの中には、戦隊もの仮面ライダーの動画が入っていたんで、それを見せてみました。
「こういうのは見る?あー。でももう昔のだから見ないかー。」
彼は「見るよ。すっげー。」っつって、ニコニコニコニコしています。

彼は僕のスマートフォン「道端の驚愕」(willcom03のこと)を指差して、「これもコンピューター?」と。
「コレは携帯だよ。」
僕の「道端の驚愕」にはnanonanoのキーホルダーが付いてるので、それを指差しつつ「これかわいいでしょ。女の子にあげたら喜ばれるよ。」
そしたら彼は、「俺のお小遣いじゃ買えないよ。」
僕「お年玉もらえるじゃん。そしたら買えるよ」

・・・。

「飴たべる?」

彼は僕に飴を差し出してくれました。

僕は、「知らない人から物をもらっちゃいけないって言われてるでしょ?だからもらえないよ。」っつったら、「僕が食べたことにすれば怒られないから大丈夫だよ」だって^^
僕の口に飴を突っ込んでこようとしたんで、仕方なく頂きましたw

・・・彼はやっぱり聡明だな・・・。

すると両親が来て、お父さんに頭を叩かれてた。。。

いやまぁ・・・仕方ないよね・・・このご時勢だもんね・・・知らないおじさんに声をかけて連れ去られちゃったりしたらシャレになんないもんね。。。

でも。
まあ。

これで彼の此の世に対する興味が薄れちゃったらなんか嫌だな。

きっと、彼も青年期近くになると、自分のもっている背景的な道徳観や倫理観に気づくのでしょう。
そして、もし、彼がこのときのまま、此の世に対する興味を持ち続けているのなら、自分の現在を規定している背景的なものと対決することになるのでしょう。
それは自分の父親と対決することなのかもしれないし、自分にとってのアグレッションを鍛えていくことなのかもしれない。

その時に、その対決を勇気付けてくれる大人や友人がいたら、彼は面白い成長を遂げるだろうな。